Yarn

当ブランド｢manymerry｣のニット製品は、品質を重視しておりますので、全て上質な糸を使用しております。おもに、イタリア紡績メーカーの高品質な糸を使用しておりますので、着心地はもちろんのこと、耐久性にも優れ、長くご愛用いただけます。

下記は春夏と秋冬に使用しております定番の上質糸の詳細です。

伝統のある南米ペルー原産のベビーアルパカ、ピマコットンなど、ニット用高級糸を扱う、スイスに拠点を置き、世界的に有名な紡績メーカー、INTIFIL SA (インティフィル社)。
当製品に使用しておりますピマコットンは、この会社によって紡績されております。
コットンと一口に言っても綿の種類は｢バルバデンセ種｣、｢ヒルツスム種｣などに分かれています。市場で使われている綿の90％が｢ヒルツスム種｣。これがみなさんが思う“ふつうのコットン”です。
ピマコットンは、エジプト綿、海島綿などと共に最高級種の｢バルバデンセ種｣に属し、繊維の一本一本がふつうのコットンよりも長い、｢超長繊維綿｣という種類のコットンです。
もともと、アリゾナ周辺のネイティブ・アメリカンの｢ピマ族｣の人々の手で、エジプト綿とアメリカ綿との異種交配によって作られ、昔から育てていたものを、この200年くらい改良に改良を重ねて作られてきた長い歴史があります。その産地であるアリゾナ州ピーマ郡にちなんで｢ピマコットン｣という名を付けられました。
ピマコットンは、太陽が燦々とふり注ぐ日照時間の長い、湿度の低い限られた地域でしか育たなく、世界の生産地の中でも、栽培に適した環境が非常に少ないため、世界のコットンの生産量の5％にしか及びません。まさに、希少価値の高いプレミアムコットンです。
また一つ一つの繊維がしっかりしているので、ケバ立ちが少なく、洗濯の度に生地が痩せていくのも防ぎます。
ふつうのコットンと比べて、ピマコットンは繊維が細く滑らかで、絹のような光沢があり、吸湿、速乾性にも優れ、ふつうのコットンでは得られないカシミヤにも似た、肌の上をサラッと滑るような優しい感触です。また、この特質から、アンダーウェアやベビーウェアにも使われるほどです。
いつまでもずっと包まれていたい．．．と感じるようなリラックス感いっぱいで、一日中快適でいられること間違いなしです。日本の湿度の高い真夏の気候でも不快感を感じさせません。
ふつうのコットン製品よりも耐久性にも優れ、繰り返しの洗濯による型崩れもしにくく、洗濯後も美しくソフトな風合いを保ちます。
コットン製品の特徴として、洗っているうちにどんどん硬くなっていく特徴があります。勿論、超長繊維綿の｢ピマコットン｣も例外ではありませんが、その硬くなっていくのにも、ふつうのコットンと比べて時間がかかります。そういう意味でも、耐久性があり、永くご愛用していただけるコットン製品です。
ひとたび身に着ければ、他のコットンは身につけたくなくなるほど。快適で贅沢な着心地をお約束します。

エクストラファインメリノウールは、メリノウールの中でも、さらに厳選された19ミクロン以下の非常に細い｢スーパーファイン｣と呼ばれる原料を使ったものは、｢エクストラファインメリノウール｣と呼ばれ、贅沢でソフトな最高級ウールです。高級スーツや高級ニットウェアに使用される代表素材です。
極細繊維からできているので、とても極め細かく肌にやさしく、着心地も軽くしなやかで弾力性があり、美しい光沢感を持っています。また、吸湿性、保温性、通気性にも優れております。
インナーニットやウール下着など直接肌に触れるウール製品は、一般的に平均の太さが19ミクロン程度のしなやかなウールが使われていることが多く、当ブランドに使用しておりますエクストラファインメリノウールも同じです。ウール下着に使われるほど肌にやさしい素材ですので、当然チクチク感がなく、とくに敏感肌の方にはおすすめです。
ウール製品に一番嫌われるチクチク感ですが、ウールだからチクチクするのではなく、太い繊維の端が肌を刺すためにチクチクするのです。
チクチク感は、個人差があり一概にはいえないのですが、概ね30ミクロン(30/1000ミリ)より太い繊維を5％以上含むと、チクチク感が発生しやすくなります。
セーターやウール下着など、直接肌に触れる製品は、一般的に平均の太さが19ミクロン程度のしなやかなウールが使われていることが多く、だからチクチクしないのです。
当ブランドに使用しておりますエクストラファインメリノウールのような細い繊維で作られた糸は高価になりますが、とくに敏感肌の方にはおすすめです。
当ブランドは、そんな最高級メリノウールを使用しておりますので、薄手の編地でも温かく、着心地が良いから着たくなる、といった心地良く快適なニット製品です。また、毛羽立ちが少なく耐久性があり、永く愛用していただけます。